映画「フラガール」の撮影で使用されたハワイアンズ館内のスポットを紹介。ロケ用に組まれたセットと、実際の景色を比べてみると…!?
さまざまな困難を乗り越え、いよいよオープンの日を迎えた常磐ハワイアンセンター。そして、厳しい練習を積み、ついに初舞台に立つフラガールたち。映画のクライマックスともいえるこのシーンの撮影は、ウォーターパークに舞台を仮設して行われました。場所は、ポリネシアンショーが開催されているビーチシアターの横。約1100人のエキストラが入った撮影は、熱気ムンムン!
枯れそうになった椰子の木を、町中から集めたストーブで暖める…。当時は東北で椰子の木を育てることが難しかったということが伝わってくる感慨深いシーンも、ウォーターパーク内で撮影されました。入場口から階段を下りてすぐの、ティキのような人形やカメハメハ像が立つ場所で、現在は数種類の椰子の木が元気に生い茂っています。
いよいよ常磐ハワイアンセンターがオープン。館内に続々とお客さんが入っていくシーンも、実際のハワイアンズの玄関前を使用しました。現在「Spa Resort Hawaiians」の看板が掲げられた部分には、昭和40年当時の「常磐ハワイアンセンター」の看板を再現し、オープンを記念する「ようこそ常夏の楽園へ」と書かれた横断幕も設置されました。